前回までのあらすじ:
弊社代行のお部屋にご宿泊くださった台湾は台東の友人たちへのお礼行脚に向かった私Boo。
大阪から台北への道のりは非常に順調でした。
突然のハプニングでしたが、急遽台北で友人のうちの一人と会うことになったり、盛りだくさんの台湾グルメに舌鼓を打ったり・・・
初日のタスク!?も遂行でき、後は余った時間で夜市へでも出かけてB級グルメでも満喫しようかと地下鉄に乗り込んだ瞬間、台東の友人からまさかの連絡が・・・
[行程]
4月25日(月)大阪→台北
4月26日(火)台北→台東
4月27日(水)台東→台北
4月28日(木)台北→大阪
〇4月26日(火)
ナターシャ:「Boo!?ナターシャやで!聞いてや!うちの息子な、Booのために明日台北駅からうちとこまでついてったるいうことになってん!」
Boo:「え!?明日の朝、台東から台北へ息子さんが来てくれるってこと!?そんな申し訳ないよ~」
ナターシャ:「もう!何言うてんのよ!息子は何日か前からそっち(台北)へ遊びに行ってて、台東への帰りをBooに合わせるよう、うちから頼んだんよ!」
Boo:「えええ!?そんな、息子さん気い使うからやっぱり申し訳ないよ~」
ナターシャ:「これ息子のLINE。連絡取ってな!ほな明日また!」
ガチャッ・・・
何と一方的で、手厚いおもてなしなのだろう・・・台湾の人の情の深さというか、親切心の温かさにはいつも感心させられます。
ということで、友人の息子・セルゲイ君にLINEで連絡を取ってみることにしました。
Boo:「お母さんから聞きましたよ。明日、よろしくお願いしますね!」
セルゲイ:「こちらこそよろしく!今どこですか!?ちょっと会いませんか?」
Boo:「あ~、実は今士林夜市へ向かってるんですよ~。」
セルゲイ:「え!?実は僕らも今士林夜市にいます!グッドタイミング!」
何と何と、まさかの出来事は連続して起こるもので、急遽友人の息子さんに会うこととなってしまいました!
息子さんはガールフレンドと一緒に私Booを歓迎してくださり、一緒に士林のB級屋台グルメを堪能。明日の電車の段取り、待ち合わせ時間等綿密な打ち合わせというかスケジュールを組むことが出来、大変有意義なひと時となりました。
翌朝。
セルゲイが私Booの宿泊地・西門エリアまで出迎えに来てくださいました!
MRTの西門駅→台北駅。そこから自強号という特急に乗り一路台東へ4時間30分の列車の旅が始まります。
台北から台東へは東海岸の列車、もしくは松山空港から台東空港への飛行機での移動が主流とのこと。あまり観光地としてフィーチャーされない台東ですが、意外に列車のチケットが取りにくく、前日までの予約でチケットを押えておくのが台湾の方の常識なのだとか・・・
花蓮中部あたりから景色はどんどんのどかな風景になっていきます。時折海岸沿いも通り太平洋の壮大な景色も望むことができ、東海岸なかなかやるやん!と車窓からの眺めに評価を高めました。
素敵な風景、レトロな列車の旅ということもあり、物珍しさもあってか、あっと言う間の4時間30分。
私Booと友人の息子・セルゲイを乗せた自強号は、無事台東駅に到着いたしました。
台東駅には友人の親類の方が出迎えに来てくださっていました。
何だか怖いぐらいの丁寧なお出迎え。前夜から息子さん、当日は駅に親類の方、私Boo、見た目は立派!?でも、全然たいしたことのないただのブタなのに、本当に申し訳ないぐらいの扱いであります。
本日から1泊ではありますが、友人宅にホームステイさせていただくことになるわけですが、ナターシャの家に行くのって実は初めてなんです(爆)
駅から車で10数分。台東市内の真ん真ん中にナターシャ宅がありました。
何とまあ、いわゆるアレですね。昭和風に言うと完全に上流家庭という言葉がしっくり当てはまります。
大きな敷地に何棟か家屋が建てられ、庭の池には錦鯉が泳ぎ、ご主人様の趣味という高価らしい盆栽の数々・・・
テンションハイマックス!ハートもフルスロットルでドックンドックンであります!
あまりの豪邸に、内心「これ民泊で空いてる家屋使ったら、ええビジネスできますやん!」とつぶやかずにいられない私Boo。
あ~ダメダメダメ・・・旅に来て仕事のこと考えるなんて・・・
そうこうしていると、メインの家屋からナターシャの登場です!
ナターシャ:「Boo、ご無沙汰やなあ!無事に着いてくれて安心したわ、うち!」
と南台湾語(台湾南部は台北とは言葉が全然違うのです!)で、人懐っこい感じは相変わらずのナターシャ。
お互い懐かしみながら抱擁を交わし、取り合えずダイニングルームへ誘われました。
そのダイニングルームでは、私Booの度肝を抜かす光景が待ち受けてたのでした。
それは・・・<続く>
Boo、海を渡る ~浪花に舞い降りた天使たち -民泊ver.- ~ 3へ