Booでございます。
「京都、世界チャンプに!」ってタイトルを書きましたけど、別にボクシングじゃありませんよ。
あ、最初っから分かってるわ!って!?
大変失礼いたしましたm( )m
・・・ジョークにしては質素過ぎましたね。(反省)
でもその質素なものでも意外なところでウケることもあるようです。
先日、「京都市が世界ランキング1位 米国旅行雑誌「T+L」誌人気投票」という記事を産経ニュースで掲載されていました。
読んでみると ”あ~なるほど~” といった感想です。
====以下、産経ニュースより引用(「京都市が世界ランキング1位~」2015.7.3掲載分より)====
世界で最も影響力がある旅行雑誌の一つとされる米「トラベル+レジャー(T+L)」は2日、読者による世界の観光都市の人気投票で今年、京都市が初めて1位になったと発表した。一昨年の9位、昨年の5位から躍進した。日本政府観光局(JNTO)と連携して海外プロモーションを強化した成果が表れた形だ。
T+Lは米ニューヨークを拠点に全米で約100万部を発行する月刊誌。主な読者層は年収1千万円前後の中高年で記事の影響力も大きく、京都も過去に何度か特集が組まれていた。
人気投票「ワールド・ベスト・アワード」は1995年から実施。今年のランキングでは、昨年首位だったタイのバンコクが政情不安でランク外となる一方、アンコールワットなどの遺跡を持つカンボジアのシェムリアップが4位に入るなど顔ぶれも替わった。
国土交通省幹部は「京都をはじめ上質な異文化を体験できる、居心地のよい都市の順位が上がる傾向にある」という。
京都を訪れる外国人宿泊者数は昨年113万人と過去最高だった。茶道や座禅、日本食クッキングなど体験型ツアーの人気も高いという。
======================引用ここまで======================
そうなんですよね。
常に京都がランキング上位なのは、ラスベガスのような華やかさではなく、上海のようなギラギラした活気でもなく、東京のような全てが揃っているわけでもない、だけど京都でしか得られないものがあって、それが情緒でありいわゆる「わび・さび」で、かの千利休の質素こそ第一という思想に基づくものが、京都観光の中にはぎっしり詰まっている故なんだなと感じました。
伏見稲荷や清水寺を見学することだけが京都観光ではなく、京の地に構えるお宿に泊まり、時間をかけて寂びていった物を心の目で見て豊かさを深め、地元の幸に舌鼓を打つ等、これら一連の流れが本当の京都観光であるということが評価された点でもあると思います。
そんな京都でAirbnbを展開する我々としては、京都を訪れるゲストの皆様方に、より澄んだ ”心の目” を養ってもらえるようなお部屋のご用意と親密な対応を常に心がけておりますが、上記産経の記事にあります「居心地の良い都市の順位が上がる傾向にある」という部分、スタッフ一同しっかりハートに焼き付けて、今後も切磋琢磨していきたいと思います。